ジム・ケート 米国出身、元キリスト教徒
説明: インターネットのサイトを通してイスラームを受け入れた米軍兵士が、その経緯を語ります。
- より ジム・ケート
- 掲載日時 04 Feb 2013
- 編集日時 04 Feb 2013
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私はキリスト教徒として育てられ、バイブルの原理主義の教会へ通っていました。私はイエスへの信仰を、1969年に宣言しました。キリスト教徒として成長する過程において、私はバイブルを継続的に読み続けました。その後、私は米国海兵隊に入隊し、軍隊のバイブル学習を統率しました。1988年、私は自らの教会を設立し、ラテンアメリカ系住民へのスペイン語プログラムを立ち上げました。1990年、私は海兵隊を除隊となり、海軍の予備員となりました。
1991年、私は「砂漠の嵐」作戦への軍務参加を命じられました。そのとき、アラブ人たちがやっていた一日5回の礼拝を見て感心したことを覚えています。そしてサウジアラビアで聞いた、拡声器から響き渡る5回のアザーン(礼拝への呼びかけ)も忘れられない思い出です。そこでは数枚の礼拝用絨毯を買いました。
帰国すると、私はキリスト教の信仰を続けることにおいて不安を抱くようになりました。その後数年間は、複数の教会へ行ったり、異なる信仰の教義を調べたりしていました。その中でも、特にモルモン教に強い興味を抱くようになりましたが、バイブルとモルモン教の教典の間に確執を見出してしまいました。
その後、私はそれが真実の道であると思い、セブンスデー・アドベンチスト教会に入会しました。十戒の第4の戒律である土曜日の安息日の遵守に関するエレン・グールド・ホワイトの著書をいくつかを読み漁りましたが、やがて、バイブルとエレン・グールド・ホワイトの示す天国について確執を見出すようになりました。
それからは全ての教会から遠ざかるようになり、カンザスシティー・スター新聞で働くようになりました。職場では数人のムスリムと出会い、彼らの謙虚さと敬虔な仕草に感心し、毎日彼らを観察するようになりました。2008年1月のある日、私はお気に入りの古本屋で聖クルアーンの英語訳をみつけました。私はそれを持ち帰って読み始め、4週間に渡って毎日のようにそれを読んでいると、イスラームの信仰に心惹かれるようになりました。
1月のある早朝、私はインターネットでイスラームへの改宗法について調べていました。私はシャハーダについて見つけ、それを瞑想の中で真摯に2,3回復唱しました。突然、私の両肩から重荷が降りたような感じがし、後にそれは神が私の過去の罪をすべてお赦しになったのだと気付いたのです。このウェブサイト(www.IslamReligion.com)は、サウジアラビアからイスラームについての本を何冊か送ってくれました。シャハーダをした後、私はすぐにウドゥー(お清め)、サラー(礼拝)を一日5回行うようになりました。イスラームに改宗して9週間が過ぎ、クルアーンを読むようになり、イスラームの本を毎日学んでいます。
ちなみに、妻は私の改宗について快く思っておらず、私に棄教をするよう迫っています。私は彼女がいずれ改宗することを期待して、私が神に背を向けることなど決して出来ないことを告げ、彼女に対して敬虔なムスリムとして、忍耐を持って接しています。改宗後の今、私は精神的にも肉体的にも、最も満足な状態です。
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