ユースフ・エステス 元キリスト教牧師(5/5)

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説明: 活動的なイスラーム宣教師であるユースフ・エステスが面白おかしく語る、自身の改宗記。第5部:皆で一緒にムスリムに。

  • より ユースフ・エステス
  • 掲載日時 23 Sep 2013
  • 編集日時 23 Sep 2013
  • プリント数: 85
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妻によるイスラーム入信宣言!

それから、私は二階に上がり、この事態について改めて考え直すため、妻に相談しました。すると彼女は、それが真理であると確信しているため、彼女自身もイスラームに入信することにしたと言い始めたのです。

ショック!

そのとき、私は本当にショックを受けました。私は一階に降り、ムハンマドを起こし、話があるから外に出ようと切り出しました。私たちは散歩がてら、一晩中話し合いました。

真理は訪れた!

彼がファジュル(早朝の礼拝)の祈りの準備を始め出す頃になると、私は遂に真理が到達したことを悟り、やらねばならないことをやると決心しました。私は父の家の裏手へ行き、古いベニヤ板が転がっているのを見つけると、そこにムスリムたちが一日5回の礼拝をしている方角へと向けて私は額ずいたのです。

神よ!私にお導きを!

ベニヤ板の上に膝まずき、地に頭を付けたその状態で、私は言いました。「神よ、もしあなたがそこにいらっしゃるのであれば、私にお導きを。私にお導きを。」

私の中のしるし

しばらくして頭を上げると、私は何かに気付きました。いえ、別に空から鳥や天使たちが舞い降りてくるのを見た訳ではなく、声や音楽が聞こえてきたのでもなく、明るい光や煌きが見えたわけでもありません。私が気付いたのは、自分自身の中の変化です。私はそのとき、これ以上嘘をつき続けること、卑怯なことを止めなければならないということをこれまでになく自覚したのです。誠実で素直な人間になる努力を始めるべき時が来たのです。そのとき、私は何をしなければならないのか分かりました。

「古いもの」を洗い流す

それから二階ヘ上がり、時間の経過と共に成り果ててしまった罪深い人物像を洗い流す気持ちを持ちつつ、シャワーを浴びました。そして私は新しく清らかな人生を始めようとしていました。その人生は、真実と根拠の上に成り立ったものです。

そして新たな段階へ

その日の朝11時頃、私は元牧師のピーター・ジェイコブスとムハンマド・アブドッラフマーンを二人の証人として「シャハーダ」(神の唯一性と、ムハンマド〔神の慈悲と祝福あれ〕の預言者性を証言すること)をしました。

「私は唯一にして同位者なき全能なる神以外に崇拝されるべき神はなく、ムハンマドがかれの使徒でありしもべであると証言します。」

私の妻も

その数分後、私の妻も続いて同じ証言をしましたが、彼女には3人の証人がいました(私が加わったからです)。

私の父も

私の父はこの件に関して多少保守的な態度を示しましたが、数ヵ月後にはシャハーダをしました。彼は最終的には私と共にイスラームに献身し、地域のマスジド(モスク)で他のムスリムたちと共に礼拝を捧げるようになりました。

私の子供たちも!

子供たちはクリスチャン学校からムスリム学校に転校しました。そして10年後の今、彼らはイスラームの教えに熟知し、クルアーンの多くの部分を暗記しています。

父の妻(継母)も

私の父の妻も、彼女が亡くなる前に、イエスが神でも神の子などではなく、彼が神の預言者であることを認めました。彼女はそのことを述べた数ヵ月後、86歳で亡くなりました。神が彼女の信仰証言をお認めになりますよう、アーミン。

家中に新ムスリムたちが…次は?

では、ここで一旦考えてみてください。出自や民族の異なる一家全員が団結して真実に到達し、宇宙の創造主を知り、その崇拝の方法を学んでいる光景を。どうでしょう。カトリック牧師、ミュージシャン牧師/福音伝道者、任命牧師/キリスト教学校設立者、そして子供たちや曽祖母 ― 彼らはみなイスラームに入信したのです。

かれの慈悲と導き

神のご慈悲のみによって、私たちの耳と目を覆っていたもの、そして心を塞いでいたものが取り除かれ、イスラームという本物の真理に導かれたのです。

これが、私がいかにイスラームを見つけ、ムスリムになったかという改宗記です。この改宗記についてはインターネット上から追加分や写真などを見つけ出すことが出来ます。ぜひそれらを観覧して私にメールを送ってください。そして証拠に基づいた真理を共有し、私たちの現世と来世おける起源と目的を発見しようではありませんか。

私が改宗記を書き、インターネット上に公開するようになってから、多くの他のサイトがそれを取り上げ、「牧師・宣教師がいかにイスラームを発見したか」という有名な例になってしまいました。

そして、あなたがここに訪問してくれたことに感謝します。キリスト教徒の友人のメールにも感謝しています。もし彼がそれを送らなかったら、おそらく未だに私の家族、友人、そして私自身がいかにイスラームを見出したかというこの話を書き留められずにいたでしょうから。

ぜひこの逸話を友人の方々と共有してくれたらと思います。プリントして配ってみるのも良いかも知れません。ご存知の方々にこのリンクを貼ったり、この逸話についてホームページやブログなどで紹介してくれると幸いです。神がお望みであれば、ひょっとすると、私たちがそうだったように、人々の人生に変化をもたらすかもしれません。

神があなたの旅に真理をもたらしますように。アーミン。そして神が現世の真実と目的についてあなたを開眼させますように。アーミン。

あなたに唯一なる全能の神からの平安と導きあれ。かれこそは、あらゆる存在を創造し、それを維持する御方なのです。

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