シャリーファ・カルロ 米国出身の元キリスト教徒

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説明: ムスリム女性を「解放」する目的でリクルートされた女性は、自分がイスラームを受け入れていることに気付きます。

  • より シャリーファ・カルロ
  • 掲載日時 28 Jul 2014
  • 編集日時 28 Jul 2014
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Shariffa_Carlo__ExChristian__USA_001.jpg私がイスラームに改宗した話は、「計画」の話になります。私は計画し、私が接触した団体は計画し、アッラーは計画したのです。そしてアッラーこそは最も良い計画者です。私は十代のとき、非常に悪意に満ちた計画を持つ団体の目に止まりました。彼らは政府機関で働く個人の集まりであり、特別な目的を持っていました。あるい未だ持ち続けているのかも知れません。それは、イスラームの破壊です。私の知る限り、それは政府の団体ではありませんが、彼らは米国政府における自分たちの役職を利用し、目的の達成を目論んでいるのです。

この団体のメンバーの一人が私に話を持ちかけてきました。なぜなら私は滑舌かつ活動的な女性運動の代弁者だったからです。そのメンバーは、もし私が中東に重点を置いた国際関係論を学べば、エジプトの米国大使館での職務を約束すると言いました。彼は、私をいずれそこへ赴任させ、ムスリム女性たちを扇動した女性解放運動に着手することを望みました。私はそれがとても素晴らしいアイディアだと思いました。私がテレビで見たことのあるムスリム女性たちは、抑圧を被っている可哀想な人々といった印象で、彼女らに「自由」という20世紀の光へと導いてあげたいと思いました。

そうした意図と共に、私は大学へと進み、学業を開始しました。私はクルアーン、ハディース、イスラームの歴史などについての基礎情報をもとに、それらの知識をいかに利用するべきかという方法論を学びました。私は言葉の意味をねじ曲げ、私が望むことを彼女らに言わせる方法を学びました。それは価値ある道具でした。しかしながら、ひとたび学び始めると、私はイスラームの教えに興味を抱き始めました。それは理にかなった教えだからです。私は怖くなりました。それゆえ、その気持ちを中和するため、私はキリスト教のクラスを取り始めました。私はキャンパス内で人気のあり、ハーバード大学で神学博士号を取った教授のクラスを選びました。彼なら安心だろうと私は思いました。実際にそうだったのですが、それは私が期待した理由によるものではありませんでした。この教授はユニテリアン主義のキリスト教徒でした。彼は三位一体やイエスの神格性について否定し、イエスが預言者だと信じていたのです。

彼はギリシャ語・ヘブライ語・アラム語原典のバイブルを取り出し、それらがいかに改竄されたかを示すことによってそのことを証明しました。その過程において、その改竄がどのような歴史上の出来事を通して行われたのかを示しました。そのクラスを修了する頃には、私の宗教観は破壊されていましたが、まだ私はイスラームを受け入れる段階にはありませんでした。その後も3年間に渡り、私は自分自身、そして将来の職務のために勉学を続行しました。その間、ムスリムたちに彼らの信条についての質問をしたりもしました。その内の一人に、MSA(ムスリム学生協会)のムスリム男性がいました。アルハムドゥリッラー、彼は私のイスラームに対する興味を見抜き、個人的に私へのイスラーム教育を施してくれました。アッラーが彼への報奨を増加されますように。彼はあらゆる機会において、私へのダアワ(イスラームへのいざない)を怠りませんでした。

ある日、その男性が私に連絡し、来訪中のムスリムのグループについて教えてくれました。彼は、私が彼らに会うことを望んでいたので、私は了承しました。イシャー(夜)の礼拝後、私は彼らに会いに行きました。20人ほどの男性がいる部屋に私は連れて行かれました。彼らは皆、私が座るためのスペースを作ってくれ、彼らのなかの長老のパキスタン人男性と向かい合った対談となりました。マーシャーアッラー、彼はキリスト教に関しても非常に博識でした。私は彼と、バイブルとクルアーンの相違点について、ファジル(明け方の礼拝時)まで語り明かしました。そのとき、この英知に満ちた男性が、キリスト教クラスを通して私が既に知っていることを語ると、彼は他の誰一人としてしなかったことをしました。彼は私がムスリムになるよう招いたのです。私が研究・調査をしていた3年間に渡って、私を招いてくれた人は一人もいませんでした。私は教わったり、議論したり、中傷を受たことすらありましたが、招かれたことは一度もなかったのです。アッラーが我々皆をお導きになりますように。それゆえ、彼が私を招いたときは、正にぴったりのタイミングでした。私は、時は今だと感じました。私はイスラームが真実であることを知ったため、選択を迫られたのです。アルハムドゥリッラー(アッラーに称賛あれ)、アッラーは私の心を開き、私は「はい、ムスリムになりたいです」と言ったのです。それから、彼は英語とアラビア語によるシャハーダ(イスラームの信仰証言)を促しました。アッラーに誓って言いますが、私はシャハーダをしたとき、極めて不思議な感覚に捕われました。私は胸から巨大な実在する重しが引き揚げられるのを感じ、まるで生まれて初めてそうするかのように深く息を吸い込んだのです。 アルハムドゥリッラー、アッラーは私の過去の罪をすべてまっさらに消し去り、新たな人生を与えてくれました。それはジャンナ(天国)に入るための機会なのです。私はムスリムとして残りの人生を生き、ムスリムとして死ねることが出来るよう祈っています。アーミーン。

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