ヌール 英国在住・元ヒンズー教徒(後半)

評価:
フォントサイズ:
A- A A+

説明: ヌールは、イスラームがいかに彼女の女性としての地位を引き上げたかについて語ります。

  • より ヌール
  • 掲載日時 17 Mar 2014
  • 編集日時 17 Mar 2014
  • プリント数: 154
  • 観覧数: 13,864 (日平均: 4)
  • 評価: まだありません
  • 評価者: 0
  • メール数: 0
  • コメント日時: 0
低水準 高水準

昨今の「男女同権」の風潮において、女性はボーイフレンドを持ち、処女ではないことが当然とされています。そうでなければ変人扱いされてしまいます。一部の女性は気が付いていませんが、これは抑圧の一形態なのです。私はイスラームに改宗した後、ようやく安心感を手に入れました。それが、人生のあらゆる側面について明白にする、完全な宗教であり、信仰であるからです。多くの人々は、イスラームは女性に自由や権利を与えず、頭から爪先までを覆い隠させる抑圧的な宗教であると勘違いしています。実際に、イスラームにおける女性は、近代になってようやく女性の権利を認めた西側諸国の一部や、その他の国々とは異なり、1400年以上も前からより多くの権利が与えられているのです。しかし現在においても、ヒンズー教の女性の例として既述したように、多くの社会では女性たちが依然として抑圧されています。

ムスリム女性には相続の権利があり、自ら商取引をする権利もあります。また彼女たちには皆、資産を所有する権利があり、夫を仲介せずに自らの意思で売却・譲渡することが出来るのです。そして彼女たちには教育を受ける権利と、合理的かつ正当な理由がある限り、結婚を拒否する権利もあります。神ご自身の言葉であるクルアーンにも、男性が妻に優しくすることや、女性の権利を強調する節々が多く存在しています。イスラームが正しい規定の数々を与えるのは、それを創ったのが人間の男性ではなく、神であるからです。それゆえ、それは完全な宗教であるのです。

ムスリム女性は頻繁に、なぜ彼女たちが頭から爪先まで覆い隠されているのかについて尋ねられ、それが抑圧であると言われます。しかし、実際にはそうではありません。イスラームにおいて、結婚は人生における重要な一部です。それゆえ、女性は彼女の夫だけの目に触れ、外出時に他人の目に触れないようにするのです。男性でさえ、身体の特定の部分は妻以外の誰にも晒してはならないのです。さらに、神はムスリム女性に対し、慎ましく覆い隠すよう命じています。

“預言者よ、あなたの妻、娘たちまた信者の女たちにも、(外出時には)かの女らに長衣を纒うよう告げなさい。それで認められ易く、悩まされなくて済むであろう。アッラーは寛容にして慈悲深くあられる。”(クルアーン33:59)

その他の社会を見回してみると、大半の場合において、女性たちは彼女らの格好が一因となって襲われたり乱暴されたりしています。このことについて私が言っておきたいことは、神によってイスラームで定められた規定が、女性だけでなく、男性にも適用されていることです。男女間の自由な交流は認められていません。神による命令は、それが何であれ正しく健全、純粋かつ人類にとって有益なものなのです。それに関し、疑いの入り込む余地はありません。次のクルアーンの節は、この概念について説明しています。

“信者の女たちに言ってやるがいい。かの女らの視線を低くし、貞淑を守れ。外に表われるものの外は、かの女らの美(や飾り)を目立たせてはならない。それからヴェイルをその胸の上に垂れなさい。自分の夫または父の外は、かの女の美(や飾り)を表わしてはならない。”(クルアーン24:31)

私がヒジャーブ(ベール)を着用したときは、とても嬉しく感じたものでした。実際、それをしたくてたまりませんでした。ヒジャーブを被ったときは、満足感と幸福感に溢れました。神の命令に従うことへの満足感、そしてそれに付随する善きものと祝福について幸福を感じたのです。それは、安心感と守られている感じを与えてくれました。実際に、人々はそうすることによって私に敬意を払ってくれました。周りの人々の対応の変化は、はっきりと感じ取れました。

最後に、私は盲目的、あるいは強制的にイスラームを受け入れたのではないことを明確にしたいと思います。クルアーンの中にも次のような節があります。

“宗教には強制があってはならない。”(クルアーン2:256)

私は確信と共にイスラームを受け入れました。私は過去に様々なことをやってきました。そして双方の主張について理解しているつもりです。他方がどのようなものかを経験し、実体験として知ることが出来ましたし、私は自分の決断が正しいことであると確信しています。イスラームは女性を抑圧するのではなく、解放するのであり、彼女たちに相応しい尊厳を与えます。イスラームは、人類のために神が選んだ宗教なのです。それを受け入れる者は、支配と法律によって一方がもう一方を弾圧し、一方の性がもう一方の性を搾取し抑圧する、人類の鎖と束縛から真に解放されるのです。イスラームは女性に真の解放を与え、他のいかなる権威によっても与えられなかった個性を彼女らに与えたのです。

低水準 高水準

この記事の一部

全部観覧する

コメントを付ける

  • (非公開にする)

  • あなたのコメントは審査の後、24時間以内に反映されます。

    星印 (*) の付いている項目の入力は必須です。

同カテゴリからの他の記事

観覧

毎日
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
合計
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)

編集者のおすすめ

(もっと 読む...)
(もっと 読む...)

リストの内容

あなたの前回の訪問
このリストはまだ空です。
すべての日時
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)

最もポピュラーなもの

最高の評価
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
最多のメール送信数
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
最多のプリント数
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
最多のコメント数
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)
(もっと 読む...)

あなたのお気に入り

あなたのお気に入りリストは空です。 記事ツールから、このリストに記事を追加することが出来ます。

あなたの履歴

あなたの履歴リストは空です。

Minimize chat