天使たち(1/3):神を崇拝するためだけに創られた存在
説明: 天使たちの性質について。
- より アーイシャ・ステイシー
- 掲載日時 01 Apr 2013
- 編集日時 21 Mar 2021
- プリント数: 102
- 観覧数: 22,795
- 評価者: 0
- メール数: 0
- コメント日時: 0
ムスリムは天使の存在を信じます。イスラームには6信と呼ばれる信仰の柱があり、それらは創造主かつ全知全能で唯一なる神への信仰、かれの天使への信仰、かれの啓典への信仰、かれの諸使徒への信仰、終末の日への信仰、神による定めへの信仰です。
天使たちは不可視の世界の一部ですが、神とその使徒であるムハンマドがその知らせをもたらしたため、ムスリムはそれらの存在を確信します。天使たちは神を崇拝し、服従するためだけに創造されたのです。
“かれら(天使たち)はアッラーの命じられたことに違犯せず、言い付けられたことを実行する。”(クルアーン66:6)
神は光から天使たちを創りました。預言者ムハンマド(神の慈悲と称賛あれ)はこう言っています。“天使たちは光から創られたのである。”1私たちは天使たちがいつ創造されたのかについては知りませんが、それが人類創造よりも前であったことは分かっています。クルアーンでは、神が天使たちに対し、かれが地上にかれの代理人を置くという意図を明らかにしています(2:30)。
ムスリムは、天使たちが美しき被造物であることを知ります。クルアーンの53章6節において、神は天使たちのことをズー・ミッラと述べます。これは著名なイスラーム学者たち2によると、アラビア語で背の高い、端麗な容姿であるとされます。またクルアーン(12:31)では、預言者ヨセフが高貴な天使のような美しさであると例えられます。
天使たちには翼があり、それらには非常に大きなものもあるとされます。天使たちの翼がどのような形なのか、あるいは彼ら3には性別があるのかどうかということは、クルアーン及び預言者ムハンマドにまつわる伝承集のどちらにも記されていません。しかし、天使たちには翼があり、それらの一部は非常に大型であることは分かっています。預言者ムハンマドにまつわる伝承集からは、天使ガブリエルの大きさは“天地を覆うほどの空間”4を満たし、六百もの翼があったとされます。
“…2対、3対または4対の翼を持つ天使たちを、使徒として命命なされ…”(クルアーン35:1)
天使たちには地位の相違が存在します。イスラームにおける最初の戦いである「バドルの戦い」に参加した天使たちは、最上級の天使たちであるとされます。
“天使ガブリエルが預言者ムハンマドを訪れてこう尋ねました。「あなたはバドルに参加した者たちをどのように評価しますか?」ムハンマド(神の慈悲と称賛あれ)は次のように答えました。「彼らはムスリムの中でも最良の者たちだ。」次にガブリエルはこう言いました。「バドルに参加した天使たちも同様です。」”6
ムスリムは、天使たちが飲食を必要としないことを信じます。彼らは「アッラー以外に神はなし」という称賛の言葉を繰り返すことによって滋養を得るのです(クルアーン21:20)。
“…主の御許にいる者たちは、夜も昼もかれを讃え、弛むことをしらない。”(クルアーン41:38)
クルアーンにおける預言者アブラハムの物語も同様に、天使たちは飲食を必要としないことを示唆します。天使たちが人間の姿で預言者アブラハムを訪れ、息子の誕生という吉報をもたらしたとき、彼は彼らに敬意を表して仔牛を差し出しましたが、彼らはそれに手を付けませんでした。彼が心配になると、彼らは自分たちが天使であることを明らかにしたのです(クルアーン51:26−28)。
天使たちは無数に存在しますが、正確にどれ程いるのかをご存知なのは神だけです。預言者ムハンマドが昇天した際、バイトル=マアムール(不断に詣でられる聖殿)として知られる崇拝の家を訪れました。それは天におけるカアバ聖殿7に相当するものです。
「そして、私は「不断に詣でられる聖殿」に連れられ、そこでは毎日7万の天使たちが訪れては去り、その後2度と戻らないが、別の(グループ)がやって来るのである。」8
また預言者ムハンマドは審判の日、人々の前に地獄が見せられることを告げています。彼はこう述べています。「その日、7万の天使たちがそれぞれを引っ張る7万本の縄によって地獄がもたらされるであろう。」9
天使たちは大いなる能力を備えています。彼らは異なる姿になることができ、預言者アブラハムと預言者ロトの前に人間として現れています。天使ガブリエルはイエスの母マリアの前に男性の姿で現れ(クルアーン19:17)、預言者ムハンマドの前にも純白の衣服と漆黒の髪を持つ男性として現れています10。
天使たちは非常に力強く、4人の天使たちが神の玉座を支えますが、審判の日には彼らの数が8人に増やされます。預言者ムハンマドにまつわる伝承の中には、神の玉座を支える天使について彼が説明する場面があります。「かれの耳たぶと肩の間の距離は、700年の旅に相当する長さである。」11
天使たちは様々な任務と責任を果たします。彼らの一部は宇宙の諸現象を任されています。一部は海や山、風などを管理します。あるとき、預言者ムハンマドがマッカ近郊のターイフの街を訪れた際、現地の住民によって投石の憂き目にあいました。すると天使ガブリエルと山を司る天使たちが彼のもとを訪れました。
山の天使たちは、隣接する2つの山を彼らの上に崩れさせ、その頑迷な人々を葬り去ろうと申し出ました。預言者ムハンマドは、もし彼らがイスラームを知ればそれを受け入れ、神を愛するようになるはずだと言い、その申し出を断りました12。
天使たちは、神の命令を躊躇することなく実行します。それぞれの天使には任務や役割があります。一部の天使たちは人間に同行して防護し、一部は使徒の役割を果たします。次の投稿で、それらの役割について検証し、実行に移す者たちの名前を見ていきます。
天使たち(2/3):神によって授けられた力
説明: 彼らの名前と役割について。
- より アーイシャ・ステイシー
- 掲載日時 01 Apr 2013
- 編集日時 07 Apr 2013
- プリント数: 73
- 観覧数: 20,178
- 評価者: 79
- メール数: 0
- コメント日時: 0
天使たちは、神によって光から創られた存在です。彼らは命令された任務を躊躇することなく実行に移します。ムスリムはクルアーン、そして預言者ムハンマドにまつわる真正の伝承集によって天使のことを知ります。前回の投稿では、天使たちが美しく、翼を有し、神の許可によって姿かたちを変えることの出来る被造物であることを明らかにしました。天使たちは名前、そして実行に移すべき使命を持っています。
ムスリム、非ムスリムに最も知られている天使はガブリエル(ジブリール)です。天使ガブリエルははユダヤ・キリスト教双方の伝統において大天使・神の使徒と言及されており、3大一神教のそれぞれにおいて偉大なる地位を有します。
“本当にこれ(クルアーン)は、高貴な使徒(ガブリエル)の(アッラーからの)言葉。(かれは)玉座の主の御前で(尊厳される地位の)座につく、力のある、従われ、信頼される(使徒である)。”(クルアーン81:19−21)
ガブリエルは神の言葉であるクルアーンを、預言者ムハンマドに伝達しました。
“本当にかれ(ガブリエル)こそは、アッラーの御許しにより、先にあるものを確証し、また信者への導き、吉報として、あなたの心に(主の啓示を)下す者である。”(クルアーン2:97)
ミカエル(ミーカーイール)は雨を管理する天使で、イスラーフィールは審判の日にラッパを吹く天使です。これらの3天使は、その任務の重要性から最も偉大な天使の内に含まれます。彼らの任務のそれぞれは、生命の存続に関わるものです。天使ガブリエルは、神から預言者ムハンマドへとクルアーンを伝達しましたが、クルアーンは心と精神を潤します。天使ミカエルは雨を管理して地上を育み、私たちの身体を養います。天使イスラーフィールはラッパを吹く責任者であり、それは天国か地獄のどちらかにおける永久なる人生の始まりを告げます。
預言者ムハンマドが夜間の礼拝に起きたとき、彼はこのような言葉で礼拝を始めました。“神よ、ジブリール、ミーカーイール、イスラーフィールの主よ、天地の創造主、不可視界と可視界を通暁される御方よ。あなたこそは、あなたのしもべたちが相違する諸事に判決を下す御方。あなたのお許しにより、真理に対して論争される諸事について、お導きください。あなたこそは、あなたがお望みの者を、真っ直ぐなる道へとお導きになる御方です。”1
その他の天使たちの名前も分かっています。マーリクは地獄の門番として知られます。“彼ら(地獄の民)はこう叫ぶ。「マーリクよ、あなたの主が我々に終わりをもたらしてくれたなら・・・!」(クルアーン43:77)ムンカルとナキールは、墓の中で人々に質問をする天使です。預言者ムハンマドにまつわる伝承集からも分かるように、私たちは墓の中で天使たちによって質問を受けることになります。
“死者が埋葬されると、一方はムンカル、もう一方はナキールと呼ばれる2人の天使が現れる。彼らは問うだろう。「汝はこの者についてどう言っていたか?」すると彼は過去に言っていたことを言う。「彼はしもべであり、神の使徒です。私はアッラー以外に神はなく、ムハンマドはアッラーのしもべであり、使徒であることを証言します。」彼らは言うだろう。「我々は汝がそう言っていたのを予め知っていた。」すると彼の墓は70キュービット四方にまで広められ、明かりが灯される。そして彼らは言うだろう。「眠れ。」彼は言う。「私の家族のもとヘ行き、告げるのです。」彼らは彼に言う。「最も愛する者以外には起こすことの出来ない花婿のように眠るのだ。」それは神が彼を起こすまでの間だ…”3
クルアーンにおいては、人々に魔術を教えるためにバビロンへと遣わされた、ハールートとマールートという2人の天使の物語を見出すことが出来ます。イスラームでは魔術の使用が禁じられていますが、それらの天使たちは人々への試練として送られています。ハールートとマールートは、人々へ魔術を教える前に、自分たちが試練としてバビロンの民へと遣わされたこと、そして魔術の使用者は来世の居場所がないこと、つまり地獄に堕ちることを明確に警告しました(クルアーン2:102)。
死の天使の名はアズラーイールであるとされてはいますが、クルアーンと預言者ムハンマドにまつわる真正の伝承集のどちらにも、それを裏付ける根拠は存在していません。私たちは死の天使の名前を知りませんが、その天使の役割、そして彼には補佐がいることを知ります。
“言ってやるがいい。「あなたがたを受け持つ死の天使があなたがたを死なせ、それから主に帰らせる。」”(クルアーン32:11)
“死があなたがたの1人に臨む時、われが遣したもの(死の天使)たちは、それ(魂)を取り上げる。かれら(死の天使たち)は、(わが命令に)怠慢ではない。それからかれらは、真の主、アッラーに戻される。”(クルアーン6:61−62)
また天使たちの中には、世界中を回り、神のことを唱念している人々を探す者たちがいます。預言者ムハンマドにまつわる伝承集からは、次のようなことが分かります。“神のもとには、道すがら唱念する人々を探す天使たちがいる。彼らが神を唱念する人々を見つけると、お互いにこう呼びかける。「あなたが渇望していたもののもとに来るのだ。」そして彼らはそれらの人々を一番下の天にまで届く彼らの翼で覆う。そして彼らよりも知識のある彼らの主はこう尋ねる。「われのしもべは何と言っているのだ?」彼らは言う。「彼らはあなたを讃え、賛美し、称賛し、嘆美しているのです。」かれは尋ねる。「彼らはわたしを見たことがあるのか?」彼らは言う。「いいえ、神にかけて、彼らはあなたを見たことがありません。」かれは尋ねる。「もし彼らがわたしを見たのなら、どうであろう?」彼らは言う。「彼らはさらに熱心になり、称賛と崇拝に身を捧げることでしょう。」かれは尋ねる。「彼らがわれに求めるものは何だ?」彼らは言う。「彼らはあなたに楽園を求めています。」かれは尋ねる。「彼らはそれを見たことがあるのか?」彼らは言う。「いいえ、神にかけて、彼らはそれを見たことがありません。」かれは尋ねる。「もし彼らがそれを見たのなら、どうであろう?」彼らは言う。「彼らはさらに熱望し、より切実にあなたに嘆願することでしょう。」かれは尋ねる。「彼らは何からわれの加護を求めるのか?」彼らは言う。「地獄の業火からです。」かれは尋ねる。「彼らはそれを見たことがあるのか?」彼らは言う。「いいえ、神にかけて、彼らはそれを見たことがありません。」かれは尋ねる。「もし彼らがそれを見たのなら、どうであろう?」彼らは言う。「彼らはさらに恐怖し、それから遠ざかりたいと気を揉むことでしょう。」神は言う。「あなたがたはわれの証人であり、われは彼らを容赦した。」天使たちの一人は言う。「何某は実際には彼らの内の一人ではない。彼は別の理由によって(集まりに)来たのだ。」アッラーは言う。「彼らは皆、集まりにいたのであり、彼らの内の一人も(容赦から)除外はされないのだ。」4
ムスリムは、天使たちが人間に対し特別な任務を遂行すると信じます。彼らは人間を守衛・保護し、2人の天使たちが善行と悪行を記録します。彼らは礼拝を証言をし、子宮の胎児に対しても責任を負います。次の投稿では、天使と人間の関係についてより詳しく見ていきます。
天使たち(3/3):天使たちによる守衛
説明: 天使と人間との関係について。
- より アーイシャ・ステイシー
- 掲載日時 08 Apr 2013
- 編集日時 08 Apr 2013
- プリント数: 84
- 観覧数: 18,084
- 評価者: 0
- メール数: 0
- コメント日時: 0
ムスリムは、天使たちが人間生活に積極的に関わっていることを信じます。それは受胎から始まり、死の瞬間まで続くものです。また、天使と人間は来世においても交流します。天使たちは人々を天国へと案内し、地獄の門を守ります。天使への信仰は、イスラームにおける根本的信条なのです。
預言者ムハンマドにまつわる伝承集からは、受胎から数ヵ月後、神の許しによって魂が吹き込まれることが分かります。そして一人の天使がその人物の行いの書に4つの質問の答えを書き込みます。それらの質問とは「その人物は男性もしくは女性か?」「その人物は幸せか不幸か?」「その人物の寿命はどれ程の長さか?」「その人物は善行それとも悪行をするのか?」というものです1。
天使たちの中には、人々の人生を通して彼らを護る責任を持つ者たちがいます。
“各人には、前からも後ろからも、次から次に(天使)が付いていて、アッラーの御命令により監視している。”(クルアーン13:10)
各人には行いを記録する2人の天使が割り当てられています。これらの天使たちは名誉ある筆記者であり、彼らの任務はすべての善行と悪行を記録することです。
“かれは、しもべたちの上に権能をもつ方であられ、あなたがたに保護者(の天使)を遣される。”(クルアーン6:61)
“それともかれらは、われがかれらの秘めごとや謀議を、聞かないとでも思うのか。いや、わが使徒たち(天使)は、かれらの傍らで記録している。”(クルアーン43:80)
“見よ、右側にまた左側に坐って、2人の(守護の天使の)監視者が監視する。かれがまだ一言も言わないのに、かれの傍の看守は(記録の)準備を整えている。”(クルアーン50:17−18)
“本当にあなたがたの上には2人の看守(天使)がいるが、かれらは気高い記録者…”(クルアーン82:10−11)
天使たちは尊厳をもって記録します。そこからは一文字も記録として漏れることはありません。しかしながら、常々そうであるよう、神の慈悲は広大です。預言者ムハンマド(神の慈悲と祝福あれ)は、神が善行と悪行の記録方法に関する詳細を規定したことを述べています。“誰であれ、善行を意図したがそれを行わなかった者は、一つの善行としてそれが記録される。実際に善行をした者は、10または700以上の善行としてそれが記録される。もし悪行を意図したがそれを行わなかった者は、一つの善行としてそれが記録されるが、実際に悪行をし、その思いつきを楽しんだ者には、一つの悪行としてそれが記録される。”2
著名なイスラーム学者イブン・カスィールは、クルアーンの13:10−11にこのような見解を示しています。“各人には昼夜交代して守衛する天使が付いており、昼夜交代して善悪の行いを記録する他の天使たちと同じように、人を悪や事故から人を護る。”
“左右に付いている2人の天使たちは、人の行いを記録する。右側に付いている者は善行を記録し、左側に付いている者は悪行を記録する。さらに2人の天使たちが前と後ろに付いて人を守衛する。よって、日中に4人、夜間に4人ずつの天使たちが付いているのである。”
人間を常に護り、記録する4人の天使たちの他に、人間を絶え間なく訪問する天使たちも存在します。預言者ムハンマドは、彼にまつわる伝承集のなかで、天使たちは絶えず人々を訪れていることを教友たちに説いています。“天使たちは昼夜、連続的にあなた方のもとを訪れており、彼らは皆、ファジュル(夜明け前)とアスル(午後)の礼拝時に集う。あなた方と共に夜を過ごした者たちは昇天し、神はあなた方のことのすべてを知りながらも、彼らにこう尋ねる。「あなたは彼らから立ち去った時、われのしもべたちはどのような状態にあったのか?」天使たちはこう答える。「私たちが立ち去った時、彼らは礼拝しており、私たちが訪れた時、彼らは礼拝していました。」3彼らは礼拝を目撃するために集い、朗誦されるクルアーンの節々に耳を傾けるのです。
それゆえ、天使たちは人の人生に密接に関わっており、この関わりは死の天使が魂を引き抜いた時、あるいは死人が墓の中にいる時に天使たちが質問する際に終わるものではありません4。天使たちは天国の門番でもあるのです。
“またかれらの主を畏れたものは、集団をなして楽園に駆られる。かれらがそこに到着した時、楽園の諸門は開かれる。そしてその門番は、「あなたがたに平安あれ、あなたがたは立派であった。ここに御入りなさい。永遠の住まいです。」と言う。”(クルアーン39:73)
“かれらは、その祖先と配偶者と子孫の中の善行に励む者と一緒に、アドン(エデン)の園に入るであろう。そして天使たちも各々の門からかれらの許に入(ってこう挨拶す)るであろう。「あなたがよく耐え忍んだ故に、あなたがたの上に平安あれ。まあ何と善美な終末の住まいであることよ。」”(クルアーン13:23−24)
また、天使たちは地獄の門番でもあります。
“地獄の火が何であるかを、あなたに理解させるものは何か。それは(罪人の)何ものも免れさせず、また何ものも(焼き尽くすことなく)残さない。人の皮膚を、黒く焦がす。その上には19(の天使が看守る)。われが業火の看守として、天使たちの外に誰も命じなかった。またかれらの数を限定したことは、不信心の者たちに対する一つの試みに過ぎない。(それにより)啓典を授けられた者たちを確信させ、また信じる者の信仰を深めるためである。”(クルアーン74:27−31)
神は光から天使たちを創りました。彼らは神に背くことが出来ず、ひるんだり、躊躇ったりすることなく神の命令に従います。天使たちが神を崇拝するのは、それこそが彼らの滋養源であるからです。これらの崇高な被造物は、人間の人生に大きな影響をもたらしています。彼らは守衛、記録、報告し、神への唱念のため、人間と共に集うのです。
コメントを付ける